ミュージカル ジキル&ハイド観劇レポート 2018/3/4

ミュージカル「ジキル&ハイド」を鑑賞してまいりましたので、その様子と感想をお伝えしたいと思います。

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日程など
2018/3/4(日)18時半〜(開場18時)東京国際フォーラムホールC 3階席センターブロック

感想
やはり何度も再演しているだけあって、安心して楽しむことができました。石丸さんのジキルとハイド役、すばらしかったです。ジキルは優しい紳士だけど、少し気の弱いところがあって、真面目な感じがとても伝わってきました。しかしジキルになった途端、表情も雰囲気も一変。本能に忠実であの悪どい感じの笑い方とかさすがだなと思いました。最後のほうで歌の一小節?ごとにジキルとハイドが切り替わるところはほんとに2人の人間が存在しているようで圧倒されました。

ルーシー役の笹本玲奈さん、これまではエマ役だったということですが、スタイルがよくて、顔は可愛らしくも美しくもあり、エマ役もルーシー役もフィットするな〜と思いました。ずっと2016年版のCDで濱田めぐみさんの歌を聞いていたので、それと比べると濱めぐさんより幼い感じがしましたが、それはそれでルーシーとしてありかもしれないと思いました。ハイドとルーシーの絡みは危険な香りがして、エロティックでドキドキしました。

今回、エマ役で初出演の宮澤エマさん、歌をちゃんと聞いたことがなかったのですが、歌もセリフもすごく言葉がはっきりとして聞き取りやすく、歌声もとてもきれいでした。イメージ的にエマよりルーシーのほうが大人な女性というイメージがあったのですが逆で、宮澤さんのエマは凛々しくてジキルを尻に敷いちゃうような芯の強い印象を受けました。私はとても好きでした。

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ハイドの親友アターソン役の田代万里生さん、彼も今回初出演で、役的にはハイドと同年齢ということです。実際には石丸さんとは20歳近く離れていますが、友達でも違和感ありませんでした。役の年齢は30代だそうなので、石丸さんが若く見えすぎなのかもしれません。アターソンは意外とテンション高いところもあって、田代さんの違った一面を見られたような気もしました。田代さん、ベビーフェイスなので、石丸さんのほうが背が高いイメージがありましたが、並んだときあれ、万里生さんのがちょっと高いとなりました!(そこは大事なところじゃないですね)

詳しく内容は書きませんが、登場人物の誰にとっても切ない展開ですね。ハイドは父のためを思って一心に研究に励むけど、間違った方向に行ってしまい、ジキルは悪かもしれないけど、それがハイドの一部だと思うと存在を否定しきれず複雑でした。

ルーシーは最後、「ヘンリー」と呼んだということは、ジキルとハイドが同一人物だと気づいていたのですよね。それでもジキルを愛していたのだと思うと切ないです。(それともただ単に思い人の名前を呼んだだけ?)

アターソンも彼を苦しみから救うためにあのような行動に出て、辛かっただろうなと思いました。

エマはジキルがどんな状況でも常に応援してくれる素敵な女性でした。最後幕がおりるときは胸が苦しくなりました。

誰も責められず、誰にとっても切ないエンドでした。

ストーリーは終始暗い雰囲気ですが、セットや演出はさすがに完成されている感がありました。また、音楽はワイルドホーン氏の心揺さぶるような、とても耳に残る歌は心地よく、何度でも聞きたくなります。

何度も再演される理由がわかる気がしました。思い出しては切なくなり、でも、見てよかったなと思える作品でした。

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